■地域に市民社会のバリューチェーンを創ろう!
従来の地域づくりでは、
・ 「地域のいいもの探し」など資源を発掘する
・新しい特産品などの商品開発
・地域生産物の地域内外への流通
・地域の担い手の人材育成
・地域情報ネットワークの整備
などがバラバラに行われてきています。
そのため、地域で、せっかく数多くの取り組みがなされているのに、
「新しい価値を生み出し、届ける」という成果に結び付いていない事例が
数多くあります。
一つ一つの取り組みをバラバラで行うのではなく、一つのつながりとして、
総合的にプロデュースし、成果に結び付けていくこと。
そのためには、地域にバリューチェーンをつくるという発想が不可欠です。
地域の人が持っている知恵や経験という目に見えない資産も同様です。
街や地域には、豊かな経験や知恵、伝えたいこと・一緒に
考えたいことを持っている人がたくさんいます。
しかし、一人ひとりの中にアイデアや想いがあっても、
他の人と分かち合ったり、人と人がつながったりできません。。。
地域にいる人の経験・知恵・思いという資源を
ワークショップ(参加型勉強会)というパッケージ(商品)として開発し、
他の人と経験・知恵・思いを分かち合える場を運営していく(流通)ことが
一体となって運営できる場所、
=「市民の知恵のバリューチェーンの拠点」がコミュニティ・スタジオです。
empublic コミュニティ・スタジオ とは・・・・
○商店街、博物館、公民館、会社・工場などが
市民ワークショップの開発と開催の拠点となる!
○スタジオでの講座、サークル立ち上げ支援などを通して、
新しい人がワークショップなどのイベントを運営できるようになる!
既存活動がワークショップを通して普及できる!
→ 地域活動の担い手が増え、多様になる!!
○「まち」のあちらこちらで、ワークショップが実施され、
市民参加の機会が増える!
ワークショップへの参加を通して、市民とまち・施設とがつながる!!
■ 「つながりの場づくり」のキーポイントは運営力です
「市民参加の施設(ハード)はあるのに、担い手が・・・」
「空きスペースを地域活動で使って欲しいが、どのように運営すれば?」
・・・といった課題はありませんか?
市民社会の拠点として、コミュニティで人が集い、刺激しあい、人材が育っていくよう
既存施設を活用するソフト事業の企画開発と運営を支援しています。
ツールやシステム類は、根津スタジオの現場で日々、ブラッシュアップ。
「アイデア出し」「プログラム設計」「運営者育成」「運営スタッフ対応」などを仕組み化
することによって、効率も効果も飛躍的に向上します。
「地域のため」という志ある人が、運営の混乱に惑わされず、自分らしい仕事が
できるよう応援しています。
地域密着大型店、金融機関、ミュージアム、スタジアム、商店街などにある
空きスペースを「学びとつながりの場」として活かす運営ノウハウをご利用ください。
■どうやって立ち上げる? 〜 イニシャル5 プロジェクト
コミュニティ・スタジオを立ち上げたい!
さて、どこから始めればいいか???
もちろん色々なパターンがありますし、考えられますが、
私たちがお勧めしているのが、「イニシャル5 プロジェクト」から始める方法です。
ワークショップの地域社会にとっての意義、開発・運営体制の基盤は
いくら企画を詰めても見えてこないものです。
先ず、5つのワークショップの開発・運営を通して、WS開発、ファシリテーター育成、
運営管理のノウハウを体感し、今後のCS展開のテストと基盤づくりしてみませんか?
イニシャル5 プロジェクト
〔目的〕 将来のCS事務局の運営基盤を、実践を通して作る
〔参加者〕CS開発・運営を志す地域活動実践者、企業、CS事務局員候補者
〔内容〕 イニシャル5参加者が主体となって、地域で実践する5つのワークショップを
開発すると共に、5つのWSのファシリテーション、運営マネジメントを体験する。
このプロセスの中にはワークショップを地域で実践することを通して、CSの意味を
地域関係者、住民に体感的に感じてもらうことも含まれる。
〔エンパブリックの提供サービス〕
・WS開発、ファシリテーター育成、運営力向上の講座を実施
・各ステップのマニュアル、シートを提供
・5WSの実施に向けて学びながら、今後の運営方法についてのノウハウを共有
〔必要時間〕 8step を、4回7日間の地域訪問で実施します。
コミュニティ・スタジオ設立の詳しい資料もありますので、info@empublic.jp まで、
「イニシャル5について」お問い合わせ下さい。
株式会社エンパブリックでは、「場づくり」支援のためのさまざまなサービスを提供しています。講演・研修・講座など、その現場に合った形態をご提案いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。